フジロックからオレンジコートがなくなってしまうみたい

昨日フジロックのアーティストの第10弾が発表されて、新たに67組のアーティストが追加と、ステージ別のラインナップが発表された。

FUJI ROCK FESTIVAL ’15|フジロックフェスティバル ’15

しかし、今年の発表は明らかに例年と違っていた。
そう、オレンジコートがステージとしてなくなってしまっていたのだ。

オレンジコートと言えば、ワールド・ミュージックを基本に、メインストリームではない、あるいはまだ日本では無名だが実力はあるといった感じのアーティスト、バンドが出るまさに今までとは違った発見や体験ができる場所。隣接するフィールド・オブ・ヘブンと合わせて「奥地」の相性で親しまれてきて、そんな「奥地」だけでフジロックの大半を過ごす「奥地組」というファンもいるような、グリーンなどのメインステージとは違った魅力のあるステージだった。

オレンジコートは、ワールド・ミュージックの他、わりとブルースなどのオールミュージックや、ジャズ系のバンドもよく出ていたりして、そっち方面の音楽が好きな自分にとってもよくお世話になったステージだった。

また初日はオールナイトフジが例年開かれていた場所ということもあって、今回オレンジコートがなくなってしまうというのはフジロッカーとしては結構なビッグニュースだった。

当然自分としても最初は「なんで、オレンジコートなくしてしまうん?(´・ω・`)」といった感じだったけど、下記の大将のインタビューを読んでだいぶ印象が変わった。

2015年のフジロックはどんな内容に?日高正博社長に聞いた | fujirockers.org

この中で大将はオレンジコートを失くした理由として水はけの悪さとヘブンとの音のかぶりを主な理由としていた。

たしかに、オレンジコートは別名「田んぼ」、「沼」と言われるほどに水はけが悪く、少しでも雨が降ろうものならあっというまに地面は一面泥となってしまう。そこを大勢の人が歩くものだからまさしく田んぼ状態となってしまう。
それと音のかぶりも確かにひどかった。オレンジコートでアーティストの曲目事の合間であればフィールド・オブ・ヘブンでやっている曲がまるっと聞こえてくるほどだった。観客としては演奏中はそれほど気にならないではいたけれで、アーティストサイドからしてみたら、あれはたまったもんじゃなかったんだろうなと理由としては最もだ。

それにしても、それでもやっぱりオレンジコートをなくしてしまうということには非常に抵抗感があったのだけれど、インタビューを読み進めていっくうちにわかったのは、大将としてはフジロックが歴史のあるフェスだとしても変化することを恐れていないのだなということだ。
フジロックも97年から始まりもはや18回目、もうすぐ20年の節目を迎える。その間に多くのファンを生み出してきたし、ましてや最近はファン自体が全体的に年齢層があがっている印象もあることから保守的になってきている。
けれど、大将にとってはフジロックってのは毎回毎回新しいことへの挑戦なんだろうなと思えたし、そうやっていつも変化を加えてステージを新しくしたり、運用の仕方を変えてみたりという試行錯誤があったからこそフジロックってのはこの長い間続けてこれたのだろうなと感じた。
結局フジロックってものにこれまで長く通い続けることができて、ファンでい続けられることができたのってそういった変化がちゃんとあって、それを自分も享受できることができたからだと思う。
そう思うとフジロックとして次のためにオレンジコートをなくすということも自然と納得できた。

特に印象的だったのが、インタビュアーとの下記のやりとり。

─日高さん自身は“フジロックらしさ“ってなんだと思いますか?

知らねえよ(笑)。

もう大将にとってのフジロックの考え方が全部この一言に集約されている気がするw
この人の中にはフジロックっていうものの固定観なんてものは最初からなくって結局毎回自分が好きなようにやっているだけなんだなぁと。
音楽だけにとどまらずこれからも最高の祭りとしてフジロックを続けていってもらいたいです。

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